腱鞘炎について
一般的に、腱鞘炎は手首に近い部分に生じる炎症のことを指します。元々、腱鞘は骨と筋肉を繋げるために非常に重要な役割を果たしていて、手首や指を使いすぎるとこの部分が酷使されてしまって結果的に炎症が生じてしまうことがあります。
特に、近年ではパソコン作業やスポーツを行うことでこの症状が起こることが多く、ほとんどのケースで患部への酷使が原因として扱われています。特に重要なポイントになっているのが、指の動きです。
親指は、腱鞘との関連性が深い部分でもあって、この部分を使いすぎると炎症が激しくなります。主に、手のひらとは反対側の手首に近い部分が痛くなりますので、症状がひどくなると痛みだけではなく腫れることもあります。
親指以外の酷使によって生じる腱鞘炎もあります
もちろん、親指以外の酷使によって生じる腱鞘炎の痛みもあります。この場合、手のひら側に強烈な痛みが生じることになります。
指の付け根が痛くなってしまいますので、手を開くと痛みが継続することになり日常生活にも支障が生じてしまいます。
そのため、腱鞘炎にならないようにするためには日ごろの生活から手首、あるいは指の動きに注意をしなくてはいけません。
腱鞘炎は現代病の1つ
現実的にも、現代病の1つとして認識される傾向があり、パソコンのキーボードの動きや携帯デバイスの反復操作によって痛みが生じてしまう可能性も否定できません。
また、他の原因としては女性ホルモンも関連していると指摘されることがあります。これは、女性ホルモンに関連して生じる更年期や妊娠をしている女性に腱鞘炎が生じやすい傾向が存在するからです。
ホルモンバランスの変化は腱鞘炎だけではなく女性の健康面でも、数々の影響を与えます。そのため、特定の年代の人や妊娠をしている女性は気を付けなくてはいけません。
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