突き指について
突き指は日常的に起こる可能性があるものなので、楽観視している人が多く見受けられます。しかし人間の手は非常に複雑な構造をしているため安易に考えるのはよくありません。
骨や筋などいろいろな組織が正しい形で機能することで、初めて手としての役割を果たします。したがって、原因を把握して対処法を知っておくのが望ましいです。
原因はシンプルですが、それを引き起こす要因は多数存在します。
根本的な原因は?
根本的な原因は、外的なショックを受けることで指の関節が腫れてしまうことです。瞬間的に一方向に強烈な圧力が加わることにより生じます。
具体的な動作としては、転倒して指で支えることやボールをキャッチして指を突くことなどが代表的です。
指には縦に力が加わったときに、和らげる仕組みが存在しません。
そのため、単なる腫れでは済まずに、腱が切断したり剥離骨折に発展したりするケースもあるのです。
突き指ぐらい大丈夫と考えて指先への注意を怠ってはいけません。
十分な治療を受けなければ問題が残ることも
十分な治療を受けなければ指の形状が歪になったり機能性に問題が残ったりするような結果もありえます。突き指は一瞬で起こるので、本人であっても原因を把握できないケースは少なくありません。
ネーミングから連想して、骨が突かれてへこんでいる状態だと考える人も多いです。そのような人は強引に引っ張って治そうとしがちです。
突き指は骨がへこんでいるわけではなく、関節がねじれたような状態になっています。もしくは捻挫に近かったり、前述のように骨折しているケースもあるのです。
したがって痛みの原因がへこみと考えるのは大きな間違いで、引っ張ることは悪化につながる良くない行為といえます。
突き指したらすずらん鍼灸接骨院へ
痛みが酷ければまずは冷やしましょう。しかしそれはあくまでも応急処置なので早めに受診しましょう。突き指は軽視されがちですが、指の変形や後遺症を残したりもします。
突き指したら当院にお任せください。
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