ギックリ腰について
ギックリ腰という言葉はよく耳にする人もいるかもしれませんが、実はこれは正式名称ではありません。正式名称は急性腰痛症と呼ばれるもので、突然想像してもみなかったような激しい痛みが現れることから、この名前が付いています。
原因は人によってさまざまで、骨のゆがみや腰の筋肉が弱まっていること、過度なスポーツによって筋肉に大きな負荷が加わった場合など、多岐にわたります。一般的には物を持ち上げたときにおこりやすいと言われています。
しかし実際には咳やくしゃみをしたとたんに痛みが生じたり、ベッドから起きあがろうとして体を起こしたとき、野球の素振りをした時など、様々なケースが見られます。
こまめにギックリ腰の予防を
どのような原因にしても、腰に異常なほどのストレスがかかった時に発症します。日常の何げない動作をした時には、だれにでも起こる可能性があるということを忘れてはいけません。
どんなに若くても定期的に運動している人であっても、腰に大きな負担が蓄積されることによって、ぎっくり腰になる可能性があるということです。
ぎっくり腰は命にかかわる病気とは異なりますが、一度発症してしまうと、しばらくは激しい痛みが続きます。毎日の仕事や家事には大きな支障をきたすことになるので、こまめに骨格を矯正したり、筋肉をほぐしたりと予防することが大切です。
ストレッチ運動などで再発予防
痛みは通常であれば、1週間ほどで収まり、少しずつ日常生活もこなせるようになるでしょう。再発を防止するためには、腰を支えるための筋力をアップさせる運動や、ストレッチ運動などが適しているといえます。
なるべく腰に負担をかけないように筋力をアップさせるためには、水中ウオーキングなどのアクササイズが有効です。自分で簡単に運動を取り入れるのであれば、ウオーキングなどで足腰を鍛える方法もよいでしょう。
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